副鼻腔炎 原因 蓄膿症 原因 副鼻腔炎 症状 花粉症 アレルギー

副鼻腔炎を放っておくと…

「風邪は万病のもと」とよく言われますが、実は「副鼻腔炎」はその典型的な病気ということをご存知でしょうか?


皆さん普段の生活の中で、鼻づまり程度だと、あまり危険だと思ったりはしません。しかし、副鼻腔炎の初期症状が鼻づまりであるということを忘れないでください。

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風邪をこじらせ、副鼻腔炎になると、鼻はおろか、脳・眼・耳など顔にある器官全体に症状が及んでしまうのが副鼻腔炎の恐ろしい所です。


例えば、風邪になったあとで、「鼻汁がちょっとおかしい・・・」「鼻づまりが長引いておさまらないなあ・・・」となった場合は、すぐに副鼻腔炎を疑ってください。


鼻汁に関しては特に、「膿のように黄色味がかったり、緑がかった鼻水」などの症状は、もはや単なる鼻炎ではなく、副鼻腔炎の感染を示す兆候です。


また、鼻の奥を中心に、頭痛や歯痛など顔のさまざまな部位に「痛み」を伴うのが副鼻腔炎の特長です。


これは鼻腔や副鼻腔に炎症が起こり、空気の通り道が閉塞状態になり、空洞内の空気が血流に吸収されて内部の圧力が低下するために痛みが生じるのです。


もし頭痛が激しいようであれば、おでこ周辺の脳へとつながる「前頭洞」に菌やウイルスが入り込んでいる可能性も高く、放置しておくのはかなり危険です。


虫歯も副鼻腔炎と関連します。


特に上の歯の虫歯を放置すると、上歯ぐきにできた膿瘍(のうよう)がその上に位置する副鼻腔(上顎洞)に広がり「歯性上顎洞炎」という副鼻腔炎を引き起こすことがあります。


さらに視覚・聴覚も鼻腔・副鼻腔とつながっていますので、副鼻腔炎の悪化は視覚・聴覚にも深刻な影響を与えます。


さらに気をつけたいのが、鼻のポリープである鼻茸です。


鼻茸は鼻呼吸を困難にし、息苦しくなるだけでなく気管支炎や喘息を合併させます。


さまざまな合併症状を作り出すので、悪化させないように早期の受診と治療を心がけましょう。



副鼻腔炎の原因・治療法

副鼻腔炎とは《副鼻腔炎(ふくびくうえん)とは 》

副鼻腔に炎症がおきる病気のことで、慢性の副鼻腔炎の通称/俗称は蓄膿症(ちくのうしょう)。


《副鼻腔炎の分類と原因による分類 》

【急性副鼻腔炎】

急性の風邪などによる鼻炎から発症するもの。


【慢性副鼻腔炎】
上記、急性、アレルギー性の副鼻腔炎が長引き、膿汁の副鼻腔内の貯留、炎症性の粘膜肥厚、骨格などにより副鼻腔に膿が溜まりやすいなどが原因で慢性的に炎症がおきているもの。


【好酸球性副鼻腔炎】
喘息に合併する副鼻腔炎うち、多発する鼻茸(鼻ポリープ)を特徴とするもの。難治性であり、喘息を悪化させるとも言われている。


【副鼻腔真菌症・乾酪性副鼻腔炎】
副鼻腔の真菌感染症であり、上顎洞が好発部位となる。画像診断にて片側性に上顎道内の貯留物と骨破壊像が認められるため、上顎癌との鑑別を要する。


【歯性上顎洞炎】
齲歯を原因とする上顎洞の炎症をいう。



副鼻腔炎の原因について》

また、炎症により発症した膿が自然孔より排出されず溜まることにより慢性化する。さらに、溜まった膿により粘膜肥厚がおこり、脳の排出がさらに困難となり悪循環となる。


《副鼻腔炎の治療法》

【保存治療】
・ ネブライザー治療
・ 抗生物質による細菌除去
・ 蛋白分解酵素で、膿を排出しやすくする
・ 消炎鎮痛剤で、炎症・痛みを抑える

【手術】
・鼻内内視鏡手術→現在では、内視鏡による手術がほとんどである
・前頭洞手術→前頭洞の病変に対しては現在でも外切開による治療が行われることがある
・上顎洞根本術→過去には行われていたが、現在は副鼻腔炎に対して行われる事はない。

副鼻腔炎 -分類編-

【副鼻腔炎】
《分類》

◎経過による分類
・急性副鼻腔炎(上気道炎に合併することが多い)
・慢性副鼻腔炎

◎原因による分類
・菌性副鼻腔炎(齲歯を原因とする上顎洞の炎症)
・乾酪性副鼻腔炎
・副鼻腔真菌症


【急性副鼻腔炎】
《急性副鼻腔炎の原因》

鼻腔の急性炎症、咽頭・扁桃・歯牙感染、慢性炎症の急性増悪

《急性副鼻腔炎の症状》
鼻漏、鼻閉、頬部痛、前頭部痛など
・ 眼億部痛

《急性副鼻腔炎の治療法》
◎対症治療
◎シュミット深膿針による排膿促進


【慢性副鼻腔炎】
《分類》

◎アレルギー型
好酸球浸潤が見られるもので、アスピリン喘息に伴うものとアレルギー性鼻炎に伴うものがある

◎非アレルギー型
・好酸球非浸潤型
・上顎洞性後鼻孔鼻茸
上顎洞に発生したものが自然孔から後鼻孔に伸びて咽頭へと下垂したものであり、孤立性で小児に多い。

《慢性副鼻腔炎の症状》
◎鼻漏鼻汁
慢性炎症によって上皮の杯細胞が増加し、さらに血管透過性の亢進も加わって上皮の分泌物が過剰となる。
鼻汁の性質は膿性であり、嫌気性菌の関与により悪臭を伴う。成人の場合は、後鼻孔より鼻漏が流れ落ちる後鼻漏が多い。

◎鼻閉塞
鼻汁過多や鼻茸に起因する。

◎嗅覚障害
炎症性に腫脹した鼻粘膜や鼻茸によって嗅裂が閉鎖される。

《慢性副鼻腔炎の治療法》
◎保存治療
・血管収縮剤で鼻粘膜を収縮させて換気を促進
・14員環系マクロランドの少量長期使用を行う
・上顎洞穿刺洗浄

◎手術治療
・Caldwell-Luc(コールドウェル-リュック)法
・Killian(キリアン)法
・内視鏡的副鼻腔手術


【好酸球性副鼻腔炎】
《好酸球性副鼻腔炎の原因》

血液中の白血球の一種である好酸球が活性化し、副鼻腔粘膜を破壊して炎症を引き起こす。

《好酸球性副鼻腔炎の治療法》
薬物治療が難しいため、内視鏡手術で鼻ポリープ除去やステロイド剤の服用

【副鼻腔真菌症・乾酪性副鼻腔炎】
《副鼻腔真菌症・乾酪性副鼻腔炎の原因》

起炎菌は半分以上がアスペルギルスで、ムコールやカンジダがこれに続く。抗癌剤あるは抗生剤の乱用により、近年増加傾向にある。


《副鼻腔真菌症・乾酪性副鼻腔炎の症状》
◎進行したものは上顎洞癌に類似する。
・鼻閉
・鼻汁
・頬部痛

《副鼻腔真菌症・乾酪性副鼻腔炎の治療法》
◎外科手術
・Caldwell-Luc(コールドウェル-リュック)法


【歯性上顎洞炎】
《歯性上顎洞炎の症状》

病変は片側性で、患側の鼻腔から腐敗臭の強い鼻汁を出し、頬部痛を訴える。

副鼻腔炎 -合併症編-

【鼻茸】
副鼻腔にできるポリープ状の病状で、鼻の内部における粘膜が膨れて茸のような状態になったものを指す。


【(鼻性)頭蓋内合併症】
脳腫瘍・髄膜炎・海綿静脈洞血栓症などが、副鼻腔炎の増悪により引き起こされる事がある。

◎脳腫瘍:脳の病気のひとつ。脳の中に細菌感染が起こり、脳組織内の炎症と溜まった膿によって脳が圧迫、占拠された状態をいう。

◎髄膜炎:脳の髄膜下腔のうち、主に軟膜に炎症が生じた状態。脳膜炎・脳脊髄炎ともいう。


【眼合併症】
眼窩内腫瘍・視神経炎などによる視力障害が副鼻腔の炎症が眼の周囲に波及することにより引き起こされる。


【副鼻腔気管支症候群】
副鼻腔炎に様々ば気管支病変が合併することがある。
・瀰慢性汎細気管支炎:本症が瀰慢性汎細気管支炎に先行することがある。
・カルタゲナー症候群:本症がカルタゲナー症候群の部分症であることがある。


【中耳炎】
耳の『中耳』という場所に細菌が感染し、粘膜が腫れたり脳がたまったりする病気

副鼻腔炎 -保存治療法-

副鼻腔炎 治療法副鼻腔炎は人によって形自体が異なり、アレルギーかどうかなど本人の体質・菌の種類や強さ・生活環境など複雑な要素が絡み合っているため、治療はかなり難しいとされている。

これまで手術が行われることも多かったが、最近では特に後述にのマクロライド系抗生物質を長期にわたって持続投与することにより、かなりの患者さんが手術を免れるようになった。

手術をしない保存治療につて紹介します。

【保存治療】・・・慢性副鼻腔炎では、まず保存的治療を行う。

1.鼻処置
血管収縮剤などを綿棒やスプレーで鼻内に塗布し、鼻汁を吸引する

2.ネブライザー治療
抗生物質・ステロイド・血管収縮剤などの入った液を霧状にして鼻から吸入する。

3.上顎洞穿刺洗浄
鼻から上顎洞に針を刺し、貯まっている液を吸引し生理食塩水で洗浄します。抗生物質を注入することもある。

4.プレッツ置換法
薬液を鼻腔内に注入した後、ポリッツェル球と呼ばれる器具で鼻腔に圧力をかける事で更に奥にある副鼻腔炎に薬液を送り込む。

5.点鼻薬
鼻づまりがひどい時は、血管収縮剤入りの点鼻薬を用いることがある。持続性の鼻づまりとなってしまうおそれがあるので注意が必要。

6.薬物治療
抗生物質や酵素製剤・粘液溶解剤が用いられる。
慢性副鼻腔炎が急に悪化する時には、原因となった金によって各種に抗生物質が用いられる。

また、最近ではマクロライド系抗生物質を長期にわたって投与する療法などが起こるためとされている。

これは抗生物質の抗菌作用の効果というよりも、免疫調節作用が改善したり
粘膜線毛運動の促進や分泌の調節などが起こるためとされている。

小児副鼻腔炎の原因・症状・治療法

小児副鼻腔炎副鼻腔炎は【小児】と【成人】と大別される。何故なら、小児期には副鼻腔は未完成だからです。

また、副鼻腔炎は中耳炎や喘息様気管支炎の原因となることがある。副鼻腔炎の鼻濡を早期に治癒させることが大切。


《 小児副鼻腔炎の原因 》
細菌により副鼻腔に炎症が起こることが原因。
急性副鼻腔炎の場合、風邪などが原因となり炎症が起こる。
慢性副鼻腔炎の場合は、体質的に炎症を起こしやすい粘膜であることが多い。

また、アレルギー性鼻炎のある人は鼻粘膜の腫脹が原因となり、アレルギー性鼻炎でない人に比べ高率に副鼻腔炎を起こします。

《 小児副鼻腔炎の症状 》
 鼻水・鼻づまり・タン・咳などが主な症状。

《 小児副鼻腔炎の治療法 》
原則として保存的に(内服で)治療。
原因菌の除去に適した抗生物質を用いる。
最近では、薬剤耐性菌の増加により難治例も見られる。


《 乳幼児の長引く風邪は副鼻腔炎の疑い!? 》
乳幼児で10日間以上続く咳や発熱・鼻汁・喘鳴などの風邪と思われる症状の多くの原因が、副鼻腔炎であることが最近分かってきた。

特に乳幼児の場合は、鼻汁や鼻閉といった典型症状ではなく、咳・発熱・喘鳴といった一般のかぜと区別しにくい症状であることが多く、風邪・喘息様気管支炎・鼻炎などと診断されたままのことが少なくない。

通常の小児の風邪であれば、3~4日で症状が改善するのが普通。それが長引き、発熱や喘鳴・肺炎などを繰り返すようであれば、副鼻腔炎を疑うべきです。


蓄膿症の症状・原因・治療法

蓄膿症とは、既存の体腔に膿が貯留している状態。
新たに形成された空洞に膿が貯留する膿腫とは区別しなければならない。
慢性の副鼻腔炎は俗称として蓄膿症と呼ばれることがある。


《蓄膿症の症状》
副鼻腔は、周囲の色んな器官と接したり連絡しているため症状は様々。しかも、常に症状の全部が出るわけではないのです。また、神経質で色々な症状を訴える人もあれば、一向に気にしない人も居ます。特に子供は平気なので、両親が注意してあげる必要があります。

【鼻濡(鼻だれ)】【鼻閉塞(鼻づまり)】【頭痛・頭重感】【嗅覚障害】【神経症状】


《蓄膿症の原因》
蓄膿症の原因の1つは、鼻の内部の粘膜部分の粘膜質が著しく弱っていることがあげられる。2つ目に上げられるのが、その弱まっている粘膜に老廃物が溜まり炎症が起こることがあげられる。

そして、そのまま溜まりに溜まった老廃物は、更に副鼻腔の粘膜質にたくさん集まるので慢性的な鼻づまりを起こし、鼻水やくしゃみをも併発して、やがては嗅覚異常にいたります。

それが鼻の内部の骨まで進むと完全な蓄膿症になる。

それ以外の蓄膿症の原因として考えられるものもいくつかあって、例えば内耳炎や中耳炎などの内部で鼻に繋がっている器官の病気が鼻にまで及んで蓄膿症になるというパターンがあるのです。

また、アレルギー性鼻炎が慢性化したものも、蓄膿症の原因であると考えられる。


《蓄膿症の治療法》
まず、副鼻腔の中に詰まった膿を排除する必要がある。急性副鼻腔炎の場合、溜まった鼻水を吸引して取り除いたり、薬を使って治療する。

急性副鼻腔炎は治療期間もそんなに長くはかからないが、慢性副鼻腔炎の場合は、保存治療と手術治療があって、完全に治療しようと思ったら(症状にもよりますが)半年から1年かけて治す。

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蓄膿症の予防法

蓄膿症 予防蓄膿症を予防するためには、鼻腔内を清潔に保つ必要があります。


鼻を詰まらせないように、鼻をすするといったことをできるだけ控え、鼻をかんで鼻水を溜めないようにすることが大切です。


花粉症の方などは、花粉によるアレルギー鼻炎が、そのまま蓄膿症になることもあるので、特に注意が必要です。


また、蓄膿症の予防法としては、風邪をひかないことがあります。


風邪をひくことにより鼻炎が発生することがありますが、この鼻炎がそのまま悪化して蓄膿症となることが意外と多いのです。


外出後の手洗いうがいといった、よく行われる風邪予防を行うだけでも、蓄膿症の予防になります。


このほかの予防法としては、

・ただの鼻炎であっても長引かせない
・虫歯を放置しない(口内の雑菌が原因で蓄膿になることも)
・鼻うがいをする


以上のような予防法により、蓄膿症の発症リスクを下げることができます。

副鼻腔炎の症状

副鼻腔炎 症状副鼻腔炎の症状としてはどんなものがあると思いますか?

鼻の病気だから多くの人が「鼻水・鼻詰まり」と答えるかもしれませんね。

間違ってはいませんが、副鼻腔炎の症状はそれだけではないんです。

今回は副鼻腔炎の症状についてご紹介します。

●副鼻腔炎の症状

・鼻水と鼻詰まり

鼻腔が炎症し腫れてしまうことで鼻詰まりが起こります。

この腫れてしまった粘膜の一部がポリープになり、鼻詰まりを悪化させるケースもあります。

鼻水は最初は粘り気がなく、さらさらしているのですが、副鼻腔炎が悪化して分泌物や膿が溜まっていくとネバネバした黄色い鼻水に変化していきます。

風邪と症状が似ているため、「風邪が長引いてるんだな」と勘違いする人も多いです。

何週間も鼻水・鼻詰まりが治らない場合は副鼻腔炎を疑った方が良いでしょう。


・頭痛と歯痛
副鼻腔炎は炎症を起こしている部分によって痛む箇所が変わってきます。

・篩骨洞 → 目
・上顎洞 → 頬歯
・前頭洞 → 額
・蝶形骨洞 → 頭

激痛がするわけではないのですが長期間痛むケースが多く、「痛みで寝れない」「集中できない」とストレスや疲労が溜まり、日常生活に支障をきたす恐れがあります。


・他の症状
他にも副鼻腔炎の症状には、「嗅覚障害」や「咳やタン」などがあります。

「鼻水がとまらない」
「料理の匂いがわからない」
「ずっと頭が痛い」

こんな症状に心当たりはありませんか?

「ただの風邪だから大丈夫」そう言って放っておくと副鼻腔炎が悪化してしまいます。

炎症が鼻だけでなく目や脳に及んだら、視力低下や意識障害を起こす場合もあります。

副鼻腔炎の治療法

副鼻腔炎 治療法【薬物治療】
副鼻腔炎は薬での治療が一般的です。消炎酵素薬や解熱鎮痛薬で症状を抑えます。

他にも気道粘液修復薬などの鼻水が出やすくなる薬を用いることもあります。


【鼻吸引と鼻洗浄】
・鼻吸引
鼻水がひどい場合は鼻水の吸引を行う場合があります。そのままいきなり吸引しても効果はないので、まず局所麻酔をして鼻腔と副鼻孔を繋ぐ孔周辺の腫れを抑えます。
その後鼻吸引を行います。これで鼻水もなくなってスッキリですね。

鼻吸引とネブライザー療法をセットで行うととても効果的です。


・鼻洗浄
上顎洞が炎症を起こしている場合は鼻洗浄を行います。

「どうやって鼻を洗浄するの?」

まず、鼻の粘膜に麻酔をかけます。それから鼻腔から副鼻孔に細い管を通し、
そこから生理食塩水を流して洗浄をします。


【ネブライザー療法】
ネブライザー療法とは霧のような状態にした薬を鼻から吸い込む治療法です。

使う薬が少量なので、副作用がでることがほとんどなく体に負担がかかりません。

なので、赤ちゃんや高齢者でも安心して治療を受けることができます。


【手術療法】
薬や鼻吸引でも副鼻腔炎の症状が良くならなかった場合に行います。

内視鏡を使って炎症している粘膜や鼻ポリープを除去します。

切開をするわけではないので体に負担はあまりかかりませんが、術後は薬やネブライザー療法を継続して行う必要があります。


副鼻腔炎の治療法はたくさんあります。

自分に適した治療法でしっかり副鼻腔炎を治しましょう!


頭痛の原因は副鼻腔炎?

副鼻腔炎 頭痛 原因頭痛の症状はさまざまで、多くはかぜなどが原因で一時的な症状が多いですが、中にはただのかぜではない場合があります。


副鼻腔炎もかぜの症状と似ているので、気づきにくい病気です。


副鼻腔は4種類有り、目と目の間にあるのが篩骨洞、おでこにあるのが前頭洞、頬の下にあるのが上顎洞、鼻腔の奥にあるのが蝶形骨洞といいます。

全ての副鼻腔は小さな通路で鼻腔とつながっています。

副鼻腔炎とはウイルスや細菌による急性上気道炎に続いておこる副鼻腔の粘膜の炎症をいいます。


多くは少なくとも4週間前後までの治療で治る急性副鼻腔炎ですが、症状が続いたり、そのままで、固まってしまうと、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)になります。


他にも、歯が悪くておこる歯性上顎洞炎、カビによっておこる真菌性上顎洞炎があります。


副鼻腔炎の症状は、頭痛や頭重、頬痛、歯痛、目の奥の痛み、臭いのある鼻汁、膿みの様な黄色い鼻汁、鼻づまりなどが見られます。


慢性副鼻腔炎も、副鼻腔炎と同じような症状で、鼻づまり、鼻汁、臭いが分からない、頭重感、頭痛、頬痛、目の奥の痛みなどが見られます。


ただし、慢性副鼻腔炎の場合は治りづらいといわれています。


その治りづらい要因として、鼻腔と副鼻腔との間の通路が塞がり、粘膜から出る分泌物の排泄ができなくなる、細菌が増える状態が持続している、元来の鼻、副鼻腔の形によって治りにくい、粘膜の表面の細かい毛が、炎症が起こる事によってその動きが止まってしまい、膿みが排泄されなくなるなどが要因とされています。


また、長い間炎症が持続する事によって粘膜が腫れ、悪化すれば鼻茸ができます。

副鼻腔炎の手術

副鼻腔炎 手術副鼻腔炎の治療法として、手術があります。

副鼻腔炎の手術には、大きく分けて三つあります。

まず、上顎洞篩骨洞根本手術といって、口の中を切って頬の骨を削り、上顎洞の粘膜を完全に摘出し更にここを経由して篩骨洞に入り、病的粘膜を完全に摘出する根治手術です。

この上顎洞篩骨洞根本手術のメリットは、重症の副鼻腔炎に効果が大きく、副鼻腔の他疾患が合併していた場合すぐに発見でき、その後の治療に繋ぐことができます。

デメリットは、術後の痛み、顔面の腫れなどが比較的強いようです。出血が多い場合があります。

また、入院期間が長く、術後に上唇の感覚麻痺が残ることがあります。

粘膜を摘出してしまうため副鼻腔の本来の生理的機能を失ってしまい、十数年後に術後性頬部嚢胞が高い確率でおこり、再手術が必要になることがあります。


次に、鼻内手術といって、鼻の穴から鼻の中の襞の間に分け入って上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞と鼻腔の交通路を開くことにより、術後の鼻腔へのネブライザー療法の効果を高め、徐々に粘膜の病態が改善することを期待する方法です。

鼻内手術のメリットは、術後の痛み、腫れがありません。

全身にかかる負担が少なく、術後の顔面の感覚麻痺もありません。

粘膜を摘出しないため、鼻の本来の機能を失うことなく治癒に導くことができます。

術後性頬部嚢胞が生じる可能性が極めて低いです。


デメリットは、狭い鼻腔の中で操作しなければならないので、医師に高度な技術が要求されます。

深い部分を直視できない重症例には向きません。たびたび補正手術が必要です。


最後に、鼻外手術といって、前頭洞など鼻腔との交通路が非常に狭く比較的長い場合に、顔面の皮膚を切開して直接洞の外側の骨を削って洞内の病的粘膜を摘出する根治手術です。

鼻外手術のメリット、デメリットは上顎洞篩骨洞根本手術と同じです。

副鼻腔炎と頭痛・発熱・口臭・歯痛

副鼻腔炎 頭痛 発熱 口臭 歯痛「鼻づまりが長引いているなあ・・・」と思っていても、すぐに「耳鼻科を受診しよう」とはならないものですが、もしその鼻づまりが「痛みを伴っている」としたら、すぐにでも耳鼻科を受診してみるべきでしょう。


というのも、副鼻腔炎と単なる鼻づまりの違いのひとつは、「痛み」を伴うかどうかにあるからです。


特に急性症状を発症している場合は、少々強い痛みを伴います。


特に痛みを感じている部位が、鼻の奥だけでなく、頭、頬周辺、歯などと広がっているようであれば、副鼻腔炎が広範囲に広がっている可能性がありますので注意が必要です。


副鼻腔の粘膜に菌やウイルスが付着すると、粘膜は腫れて副鼻腔炎の各通路を閉塞させて狭めます。


そのため、副鼻腔炎を発症すると、副鼻腔炎内の気圧変化とさらには炎症自体を原因として、様々な患部の痛みが発生します。


副鼻腔は、鼻の奥から目、耳、頭(脳)、頬、歯と顔の各部分とつながっていますから、副鼻腔炎の広がりに伴い顔のあらゆる部分に痛みが感じられていくのです。


また、それまではなかったはずの「発熱や口臭」も要注意のキーワードです。


単なる鼻づまりの際にはなかった発熱・悪寒は、副鼻腔炎の慢性症状でもあり、さらに副鼻腔以外の他の組織をも危険にさらしている可能性があります。


口臭の原因は様々ですが、頬や歯と関わる「上顎洞」に膿が溜まる副鼻腔炎による口臭も考えられるのです。


蓄膿症という病名を知っている人は多いですが、その母体である副鼻腔炎の危険性まで熟知しているという人はとても少ないのが実情です。


その危険性を知らずに放置していると、失明の危機や中耳炎による聴力の低下の可能性もあります。


また一番避けたいのは、脳への悪影響です。

万が一、副鼻腔炎の炎症が脳に移った場合は、脳膿症をはじめ、髄膜炎や硬膜下膿瘍などを発症する確率が高まります。


そして意識障害や麻痺などの症状が現れ、最悪の場合は死に至ることもあるのです。


これらの危険性を十分に考慮し、副鼻腔炎に関する知識をしっかりと身に付けることをお勧めいたします。 

鼻洗浄の正しいやり方

鼻うがいも含めて、鼻腔を洗浄することを「鼻洗浄」と呼びます。


鼻洗浄は、風邪や副鼻腔炎の予防に有効であると言われています。


この鼻洗浄の場合、じつは多くの人が間違ったイメージを最初に持ちがちなのです。


それはどんなイメージかというと、「鼻の奥の方の副鼻腔までも洗浄する」というもの。


そんなイメージがありませんか? 


もしあったとすれば、これはとても大きな間違いですので注意してくださいね。


鼻洗浄とは、あくまで鼻の通路である「鼻腔内だけを洗浄すること」です。


副鼻腔は耳管ともつながっているため、中耳炎の危険性がありますから、十分な注意が必要なのです。


鼻洗浄のポピュラーな方法に、「鼻から洗剤を吸い込む」というのがあります。


この方法には、ちょっと危険性もあります。


それは「勢いよく吸いすぎてしまうこと」です。


この場合、鼻づまり状態がさほど悪くなければ、そのまま副鼻腔へと流れ込む可能性も考えられます。


ですから、鼻洗浄は「前かがみで行う」のが基本姿勢だと思ってください。


人によっては、子供の頃にプールや海で溺れた時の体験などが軽いトラウマになっていて、鼻から水を吸う行為に恐怖心があります。


そうした恐怖心から鼻洗浄をすると、つい、勢いよく吸ってしまったりするので注意しましょう。


特に「鼻から水が上手く吸えない」という人には、市販の鼻洗浄用の薬品も販売されていますので、それらを利用する方法もあります。


また、ストローなどを洗浄管として使う方法などがインターネットなどでも紹介されています。


こうした洗浄管の使用も鼻の奥の方へ洗剤が入り込むため、一歩間違えれば中耳炎の原因となります。


実践する前に、耳鼻咽喉科医のアドバイスを受けるなど、正しい知識を身に付けてから行うようにしてください。


洗浄時・洗浄後の鼻かみも、中耳炎と関わりますので、医師のアドバイスに従うことをお勧めいたします。

ネブライザーの適切な使用方法

噴霧状にした薬溶液を、鼻から吸入させる医療器具のことを「ネブライザー」と呼びます。


耳鼻科を受診したことのある方なら、一度はネブライザーを体験したことがあるでしょう。


ネブライザーは、鼻炎、副鼻腔炎、花粉症治療などには欠かせない治療プロセスのひとつでもあります。


また、喘息患者さんなどが、薬品等を口径摂取する器具も同じくネブライザーと呼びます。


かつては鼻用のネブライザーは病院でしか受けられないものでしたが、花粉症などが国民病となった現在は、家庭用ネブライザーも市販されています。


ですが購入に際しては、ちょっと注意が必要です。


耳鼻科でのネブライザー経験がある人なら、治療を行った後の鼻がスッキリとした爽快感は、誰もが印象深いと思います。


しかしこれは、病院がその人の症状に合わせた薬品をしっかりと処方し、ネブライザーの噴霧液に混入しているからこそ得られる爽快感です。


つまり、家庭用ネブライザーさえ購入すれば、病院と同じような爽快感が得られる、と考えてしまうのは間違いです。

また、ネブライザーを単なる鼻洗浄と考えてしまうのも危険です。


なぜなら、ネブライザーの場合は、薬用液を「副鼻腔へ届ける」ことを目的にした器具だからです。


鼻うがいや鼻洗浄が、鼻の鼻腔部分の対策であるのに対し、ネブライザーは副鼻腔の炎症の改善も目的としています。


そのため、細かい粒子の薬用液が鼻の奥の方へ飛ぶように作られています。


従って、正しい知識も無いままに「手軽に鼻洗浄をしたい」と家庭用ネブライザーを購入するのは、少々危険が伴うわけです。


そこでまずは、耳鼻科の主治医などに相談をして、ネブライザーの使用方法や溶液などに対しての正しい知識を身に付けておくことが必要です。


また、ネブライザーにもさまざまな種類・機能・価格帯がありますから、自分の症状にあったものはどんなタイプのネブライザーなのか、医師のアドバイスを受けるのもいいでしょう。

蓄膿症と副鼻腔炎

蓄膿症=「鼻の病気」と多くの人がイメージしますよね。


これは半分正解です。


じつは蓄膿症は、鼻の蓄膿症である副鼻腔炎だけではなく、広範囲に発症する可能性がある病気なのです。


この広義の「蓄膿症」とは、元々身体にある空洞域である体腔に、膿が溜まる病気の総称なのです。


副鼻腔以外の体腔の主なものには、胸腔、子宮、虫垂、髄膜、関節、胆嚢などがあります。


ですから、「蓄膿症は鼻の病気ばかりではない」と覚えておきましょう。


例えば、虫垂炎として知られる病気は、「虫垂に炎症が起こってしまっている蓄膿症」です。


胸腔に起こる蓄膿症は「膿胸(のうきょう)」と呼ばれます。


全身性の外傷、敗血症などが原因で膿胸を発症することが多いようです。


子宮腔内に膿が溜まってしまうと子宮の蓄膿症である「子宮蓄膿症」となります。


「子宮蓄膿症」に関しては、一般の人は「え、そんな病気あったの?」と思う一方で、ペットオーナーの人には意外と良く知られているのです。


なぜかというと「子宮蓄膿症」は人間よりも、犬や牛に発症することが多い病気だからです。


さて、一方で狭義の「蓄膿症」とは「慢性副鼻腔炎」の別称です。


これまでも書いてきたように、「副鼻腔」に膿が溜まることで、さまざまな合併症状をも発症させる、鼻を中心とした病気です。


日本では「蓄膿症」はポピュラーな病気で、毎年1000万人以上が発症し、日本人の約80%が「蓄膿症」予備軍とも言われています。


鼻の蓄膿症になる原因は、

・風邪
・アレルギー
・インフルエンザ
・肺炎
・虫歯
・はしか
・鼻の湾曲


などさまざまです。


「蓄膿症」はポピュラーな病気だけに、長期に渡って放っておくなどして重症化させてしまわなければ、根本的な治療法は確立されており決して難治性の病気などではありません。

鼻すすりの癖ありませんか?

「副鼻腔炎」はさまざまな合併症状を発症させるのが特長ですが、「気管支炎」は連動して起こりやすい病気のひとつと言えます。


副鼻腔炎での鼻づまりから鼻呼吸がしにくくなれば、のどや気管支に負担がかかる上、やがて気管支にも炎症が起こります。


これは鼻からの上気道と口からの下気道は、共に気道粘膜としての連動性があるから。


どちらかが菌やウイルスに冒されると、双方に感染の危機が迫ってしまうわけです。


これが慢性化した状態を「副鼻腔気管支症候群」と呼びます。


副鼻腔炎の症状である、鼻づまり、鼻汁過多、頭重感などに加えて、咳、痰などの気管支炎の症状や、のどの違和感、微熱などが出ることもあります。


統計的には、成人の慢性副鼻腔炎患者の約1割が慢性気管支炎を合併し、慢性気管支炎の患者の約半数が慢性副鼻腔炎を合併するとの報告もあり、副鼻腔炎と気管支炎はお互いに関連性・連動性の高い病気であることがわかります。


小児の場合、アデノイド、扁桃腺などのリンパ組織の腫れ、耳管の機能が弱い場合は急性中耳炎になりやすく、かつ治りにくくなるので注意が必要です。


必要以上に鼻を吸いこむ「鼻すすり」の癖がつくと、中耳に陰圧がかかり滲出性中耳炎を誘発しやすくなり、これも治りにくくなります。


副鼻腔炎にかかってしまった場合、他の病気との合併症を防ぐための基本は、とにかく「鼻はすすらず、かむこと」です。


「つい、すすってしまう」という癖を持っている人はすぐに改善させることを心がけましょう。


特に男性は、外出時にポケット・ティッシュを携帯することを忘れがちです。


ティッシュがないと、このすすり癖を治せませんから、必ずポケットにティッシュを忍ばせておきましょう。


鼻が通ることで鼻呼吸が出来る状態が持続できれば、副鼻腔への換気が改善されて気管支への悪影響も軽減されることになります。

副鼻腔炎に抗生物質は効果がない?

副鼻腔炎 抗生物質 薬副鼻腔炎の患者に抗生物質を投与しても、ほとんど効果がないとする研究結果が発表されました。


論文を発表した研究者は、抗生物質の過剰使用がもたらす危険性について呼びかけています。


論文を発表した米ワシントン大の研究チームによると、鼻腔が炎症を起こす副鼻腔炎の治療では、抗生物質を処方する方法が一般的だが、効果が十分に証明されていなかったようです。


米国では、成人に処方される抗生物質の5分の1が副鼻腔炎の患者向けで、患者の多くもこうした治療を期待するようになっているといいます。


研究チームは、急性単純性副鼻腔炎の成人患者166人を対象に、一般的に使用されている抗生物質、アモキシシリンを与えるグループとプラシーボ(偽薬)を与えるグループに分け、効果を比較しました。


患者は鼻水などの症状が7~28日間続いていて、症状の重さは中度、重度、極めて重度の3タイプに分かれました。


実験の結果、アモキシシリングループで回復が早まったり症状が軽減されたりといったことは確認できず、プラシーボグループとの間で症状に違いは見られなかったようです。


これらの結果は、基本的な副鼻腔炎では抗生物質が必ずしも必要ではないことを示しています。大半の患者は自力で回復すると、研究者は述べました。


論文は、抗生物質の使用は症状が重度か、極めて重度の患者に限定すべきだと指摘しました。


また、今回実験で使用したアモキシシリンなどの抗生物質を処方する代わりに、痛み、せき、うっ血などの症状の処置を行いつつ、追加治療が必要かを注意深く見極めるという方法を提案しています。

副鼻腔炎による歯痛

副鼻腔炎 歯痛副鼻腔炎になると 炎症が骨膜や周囲の組織におよび、時に歯痛を引き起こすことがあります。


中でも急性副鼻腔炎の場合に多くあり、歯痛が見られる場合があります。


急性副鼻腔炎(急性上顎洞炎)による歯痛のよく起こる部位は、上顎洞と最も近い上顎第2小臼歯と第1、2大臼歯です。


関連痛の場合、下顎歯にも痛みが見られる場合があります。


副鼻腔炎による歯痛は、歯髄炎と思ってしまうほど激しい痛みを伴うこともあり、ズキズキ痛みます。


副鼻腔炎によって引き起こされた歯痛は、耳鼻科で副鼻腔炎の治療薬を処方してもらうのが一般的ですが、歯科でも同じような薬を処方してもらえます。


ただし、薬の服用だけでは完治しない場合は、耳鼻科で必要な治療を行う必要があります。


逆に、上の奥歯が虫歯になることで 副鼻腔炎を引き起こす場合もあります。


虫歯による炎症が上顎洞に広がり、副鼻腔炎を起こします。


この場合、歯科に行って治療を受けても痛みが一向に治らないことがあります。


きちんと 歯科で症状を説明すれば、副鼻腔炎を疑って頬部のレントゲン写真をとって、必要であれば耳鼻科の受診をすすめてくれるでしょう。


歯科と耳鼻科、両方での治療を並行して行うことが必要になります。


親しらずや虫歯等、奥歯を抜歯した場合、口腔と上顎洞がつながってしまい、ふさがらないまま炎症を引き起こす場合もあるので、その場合は手術が必要になります。


抜歯後痛みが続いたり、片方の鼻から粘度の高い鼻水が出続けるなどの症状がある場合は副鼻腔炎が疑われますので、要注意です。

副鼻腔炎を早く治す必要がある理由

副鼻腔炎 細菌感染鼻の内部の鼻腔には、空洞部として副鼻腔という部分が存在しています。


副鼻腔炎は、この副鼻腔にて発生する鼻炎になります。


この説明だけだと「ただの鼻炎じゃないか」と思うかもしれません。


しかし、この副鼻腔の位置が問題なのです。


副鼻腔の周囲には、目、耳、脳などの重要な器官が集結しています。


副鼻腔に炎症が発生すると、これらの器官にも悪影響が及ぼされることあります。


副鼻腔炎が進行すると、頭痛や眼精疲労の原因になったり、記憶力や視力、聴力が低下することがあります。


また、副鼻腔炎によって周辺器官の細菌感染が起こることがあり、失明や死亡例もある恐ろしい病気なのです。


とはいえ、早期に治療してしまえばただの鼻炎同様にすぐに治ります。


鼻炎から深刻な健康被害を招かないためにも、症状を悪化させる前に治療してしまう必要があるのです。

鼻炎が発生するメカニズム

鼻炎とは、鼻腔内の粘膜における炎症の総称です。


鼻水や鼻詰まりが一般的な症状で、実際には風邪ではないのですが、風邪の症状の一つとして扱われることも多いです。


鼻炎には、アレルギー鼻炎やウイルス性鼻炎などの種類があり、原因別に対処していくことが大切です。


鼻炎は、鼻の粘膜が過敏に反応しすぎることによって発生します。


私たちが普段何気なく吸っている空気には、ホコリやアレルギー物質、ウイルスや細菌が多く含有されています。


これらの物質が呼吸によって鼻腔内に入ると、鼻の粘膜にある細胞が反応し、不要な物質を排除しようとします。


これにより鼻水やくしゃみが出るようになり、粘膜が過敏に反応し過ぎた際には、鼻炎の症状が発生してしまいます。


また、粘膜が細菌に感染して炎症などを起こした際には、粘膜がより敏感に反応するようになり、症状が重くなります。


そのほか粘膜の乾燥や、粘膜の損傷によって鼻炎のような症状が現れることもあり、鼻炎を引き起こす原因は意外と多いです。

副鼻腔炎と合併症状

「副鼻腔炎」になってしまうと、本来空洞のはずの副鼻腔に膿や鼻水が溜まり始めます。もちろん、それだけではありません。


「副鼻腔炎」がやっかいなのは、さまざまな合併症を併発すること。


単に「鼻が詰まって困る」というだけでなく、例えば「前頭洞」との関係から頭痛の原因となったり、他にも頬痛、歯痛、目の奥の痛み、中耳炎といった耳の炎症、花粉症のような症状の併発などにもつながります。


「単に鼻が詰まっているだけだろう」と放置しておくと、日常生活にも大きな支障が出てきますので、症状をよく把握し「副鼻腔炎かな?」と気になったら、早期の受診を心がけることが大切です。


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